メスにオスが重なり求愛

オスたちの熱いポジション争いの末に

メスに追いついたものが産卵できる！（詳しくは前回をご覧ください）

https://www.divefamilyyellow.com/news-2/ヒラメの告白は体育館裏で（前編）

【ヒラメの視野はすり鉢上に上に広がっている】という情報を入手

さて、ヒラメを驚かせないためにはどんなアプローチが必要なのか・・？

では、実際に伊東の海で観察して見ました！

※ヒラメがどこまで行ったら逃げるのかは試さず

ゲスト様と潜らせていただいた際の経験をまとめました

①ヒラメの1mほど上から除いた場合

②低い姿勢で目の横あたりから近づく

③背後から、目の斜め上から近づく

結論・・・

体育館裏で友人の告白を見守るように観察すべし！

①ヒラメの1mほど上から除いた場合

あっという間にヒラメは逃げてしまいました

（この日は私の静止が間に合わず、ヒラメに気づかず上を通過してしまったのです・・ごめんね・・）

イラストにするとこんなかんじ

告白してる人の視野にはいってると

めっちゃ告白しにくいですよね、、

②低い姿勢で目の横あたりから近づく

割と近くまで寄れました

カメラとヒラメの位置が50cmを切ったくらいでヒラメが驚いて逃げてしまう事例がありました

告白にするとこんなかんじ

どれだけ仲のいい友達でも近づかれすぎると存在を感じて

場所移動する、、？となりますね

③背後から、目の斜め上から近づく

最も驚かせずに近寄ることができました。

イラストにするとこんなかんじ

ヒラメが告白に選ぶ場所は

根や岩の横の少し影になりやすい砂地や岩の上

背後の根の陰からそっと見守るとこんな感じ

（斜め後ろから撮影の図）

また、この位置からだとヒラメの全体像を映せることが多いので

適度な距離感で撮影していただいているなと感じます

結果：

重要なのは、「位置」と「距離感」

お尻側、斜め上から、などヒラメの視界にはいりにくい位置

そして「適度な距離感」

具体的には1mくらい離れた距離感からの観察

あくまで親友の告白を見守る時の気持ちで

ヒラメのパーソナルスペースを守って見守っていただけると

愛のある観察の仕方になるのかなと思います

〜おまけエピソード〜

ヒラメの視野はすり鉢上に上に向かって広がっておりますが・・

案外前方（進行方向）が見えにくい！？

オスが他のオスをメスと勘違いして追いかけてしまう事例が多発しております！

途中で気がついてUターン、メスの元に引き返すこともちらほら・・

後ろ姿で女性だと思って声をかけようとしたら男性だった！

のような状況に見えますね

まとめ

今回はヒラメの優しい告白の応援について観察しました！

伊東以外であまり見られていない貴重な姿

ぜひ一緒に体育館の裏で応援しましょうね

(全写真 撮影:川坂秀和）