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SCUBA DIVING Guide&School
DIVE FAMILY YELLOW

まっさん
2024年12月26日
〜ミギマキの産卵期の過ごし方を観察してみた〜
あの2人っていつも一緒にいるよね、
という仲良しカップル、いますよね。スタッフまっさんです。

私も水中で〈あの2匹いつも一緒だよね〉と思うペアがいます。
〈ミギマキ〉です。
タイガースカラーのあの子は実はかなりの溺愛彼氏だったのです!

人によっては嫉妬してしまうかも・・?
そんなミギマキの恋の季節を観察した様子をお伝えします。


①おさんぽ
ミギマキは午前中から仲良くお散歩しています。
他のお魚は産卵前、激しく追いかけたり逃げたりということがよく見られますが
ただただ2匹で前後に並んでゆったり泳いでいます。
まるで街をブラブラデートしているカップルのよう・・

②一緒に隙間に入る
観察しているとそのまま岩の隙間に2人でin
いい感じのお店を見つけて入っていくようです。

さっきまでの街ブラは〈ちょうどいい隙間〉を見つけるためだったのでしょうか。
隙間に入るのは身を守るためなのか?
中では寄り添っているのかな〜と想像が膨らみます。
③オスがウロウロ
夕方、伊東ではちょうど三本目の時間
岩の上で寝そべっているメスの上をオスがウロウロします。

メスがその気になるのを待っているのか行ったり来たり・・
ソワソワ・・・という効果音が聞こえるようです。
このあと恐らく産卵に向けて動きがあるはずなのですが
まだ確認できていないので今後も目を向けていこうと思います!

2匹でのんびり行動しているのは
まるで付き合いたてのアツアツカップルのよう。
この光景、クリスマスシーズンに見ると
〈ウッ〉っとなる方もいらっしゃるかもしれませんので
あえてクリスマス後に書きました。
生態観察でよく撮影されるのは
〈喧嘩〉や〈激しい求愛〉ですが
ミギマキは割とペアの仲が良いイメージなので
「なんか2匹いる」というだけでしか認識されないことが多いのです。
ここからの産卵は私はまだ確認できていないのですが
ぜひほほえましく?嫉妬で歯を食いしばりながら?一緒に目を向けていただければと思います。

〈おまけ〉
オスは喧嘩になると激しい一面も。
タカノハダイの求愛をミギマキのオスが邪魔するシーンがしばしば見られます。
タカノハダイとミギマキの因縁の関係も水中の見どころの一つですね!
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